銃・病原菌・鉄③

③食料と発展 食料状況は人類の発展の歴史にかなり大きく関係する。 そもそも土壌として東西に延びて食料の多様性があることが発展の必要条件のようになっている。多くの栽培植物があり、家畜が存在することが疫病を生み、余剰食糧からの階層化大規模社会を生…

銃・病原菌・鉄②

② 1.人類はどのように進化し分化したか ・人類の歴史はおよそ13000年前から始まった ・直立姿勢自体は400万年前からあった ・石器の使用は250万年前から ・5万年前ほどから装飾器などを使用するようになって現在の人類らしい形となる。 ・場所によって複雑…

銃・病原菌・鉄①

銃・病原菌・鉄というとんでもなく根気のいりそうな本を積読してたので、やっと読み始めることにする。(ちなみに一回読んだけど全部忘れた) 備忘録程度にまとめていく。 ①パプアニューギニアの政治家「ヤリ」の疑問 何故白人はたくさんのものを発達させて…

最近のプチ疑問集

最近疑問に思ったことと、その答え 1.なぜトルコアイスは伸びるのか 成分に何かの球根を使ってるらしく、その球根に澱粉がたくさん含まれているから。澱粉は熱で粘性が出る。 2.活版印刷の歴史 木版印刷は唐で8世紀ごろはじまった 活版印刷はかなり前からあ…

数学史1

本当にひさびさの更新をする. 数学史の授業が始まったので,ちょっとまとめてみる.人生でとる最後の授業になるんだろうなあ〜. 数学史の概略 概ねの流れとしては1.バビロニア,2.ギリシャ,3.アラビア,4.ラテン中世,5.ルネッサンス,6.17世紀の代数化と…

世界像の哲学的アプローチのメモ3

一応昨日までで世界像、世界観に関してはマルクス主義、構造主義まで来たと思うので、今日はポスト構造主義。 ・デリダの脱構築 かっこよくいうとデコンストラクション。 客観の理念そのものがある側面での現実を意味している。よって世界は人間がどうそれに…

世界像の哲学的アプローチのメモ2

さっきのつづき ・「ポストモダン的」の使い方 結局のところ世界像の哲学的アプローチというのは過去にはデカルトーカントーヘーゲルーマルクスという大きな流れが個人単位の流れとして存在。一時はマルクス主義という世界的な思想形態が流行ったが戦後には…

世界像の哲学的アプローチのメモ1

現代思想の冒険を読み直しているのでせっかくだから覚える. ・戦後思想の推移について 戦後民主主義、戦後マルクス主義の勃発. 戦後の民主主義教育によって与えられた自由な個人理念と,現実社会が結び上げる経済社会の秩序とのずれが由来.教育制度のレー…

ホッブズ1

なんとなく調べた ホッブズ1(2があるかはわからない) 以下もう色んなところから引用しながら書きます. ホッブズ概略 ホッブスはイギリスの哲学者で近代国家論の創始者.ロックやルソーの社会契約説にも大きな影響を与える. 本人は貴族をパトロンとして…

ギリシャ神話マンその3

今日はプロメテウスの話。 プロメテウスはイアペトスとクリュメネの間にできた子供。兄弟にアトラス、エピメテウス、メノイティオスがいる。 プロメテウスの偉業のひとつは人間に火を与えたというストーリーである。よく寓話として用いられる。 昨日の分から…

ギリシャ神話マンその2

さて昨日はクロノスがガイアと手を組んでウラノスをぶったおしたところまできた。 今日はその後のクロノスが率いたタイタン一族(ないしはクロノス一族)がどう展開していったかについてまとめる。 タイタン一族はもともとはガイアとウラノスの子供たちであ…

ギリシャ神話マンその1

先日「プロメテウス」というクソ映画を運悪く再び見ることになってしまった。ブレードランナー作った人がこんなのつくっちゃったの?と驚きを隠せないようなクソ映画なわけだが、タイトルのプロメテウスがちょっと気になった。 プロメテウスってなんだろうと…

仏教INTRODUCTION

仏教INTRODUCTION 仏教の特質について述べる.仏教の特質のひとつにお経や経典を通して自分自身が仏になることが最終目標にあるところがあげられる.つまり,キリスト教やイスラム教では神を信仰し,人々と神の間には圧倒的な隔絶があったが,仏教では人も神…

ラファエル前派ってなに

六本木ヒルズに位置する森美術館は芸術を知らない僕でさえ気軽に足を運べる美術館です.結構前衛的な展覧会が多く,はじめていった時やってたのは小谷元彦さんの「幽体の知覚」とかいうマキジチ前衛的な作品展みたいなやつだった. お値段2000円ぐらいで東京…

和風月名の語源調べる

ああ~師走、過ぎ去りし師走、お前の存在本質はなんなんだ~と、キルケゴールも唸る師走。 そもそも師走ってなんだよ…ってなったので 和風月明一覧とその語源調べた でも全部諸説あるみたいで、メジャーどころの節しかわからなかった…。(ショック) 1月睦月…

シェークスピア知ったかするぜ

どうも、こちら曼荼羅バスターズ 今日は芸術の秋の終わりを記念して、芸術といえば(?)、のシェークスピア。 シェークスピアといえば「四大悲劇」。シェークスピアの四大悲劇ぐらい世界中に知れ渡っている文学作品ともなれば、オマージュするだけで芸術性…

絶対覚えるフランス革命

そう、僕は世界史を知らない! だからせめてフランス革命だけでも覚えたい。そう思ってまとめます。 絶対覚えるフランス革命 参考にするサイトはここ。なんて親切なサイトなんだろう… でもいささか長い。受験生にはいいかもしれないが、このフランス革命に関…

面白いマニ教

個人的な興味で宗教学が好きで、稀に時間があれば関連した本を読みます。 青木健先生の「古代オリエントの宗教」という本が非常にエスプリが利いててなんとも笑えてお勧めです。 古代オリエントの宗教 (講談社現代新書) 作者: 青木健 出版社/メーカー: 講談…