ギリシャ神話マンその2
さて昨日はクロノスがガイアと手を組んでウラノスをぶったおしたところまできた。
今日はその後のクロノスが率いたタイタン一族(ないしはクロノス一族)がどう展開していったかについてまとめる。
タイタン一族はもともとはガイアとウラノスの子供たちであった。
ガイアとウラノス子どもたちはこんな感じ。
クロノス…ガイアと共謀してウラノスのち●こぶった切った人。
レア…クロノスの妻。クロノスとの子供がゼウスとかポセイドンとかハデス。
コイオス…クロノスの弟になるのかな?
ポイベ…コイオスの妻。アポロンやアルテミスの祖母であり、子供はレト。
ヒュペリオン…テイアを妻として天空神たちを生む。天空の源の神。
イアペトス…オケアノスとテテュスの娘であるクリュメネ(読みづらい)を妻としてアトラス、プロメテウス、エピメテウス、メノイティオスを生む。
オケアノス…大洋の神という説明を昨日もしたが、当時は世界は陸続きと考えられており、海は世界を囲むものだった。よって認識的には地の果ての神。それゆえにエリュシオンの園とかゴルゴンのすみかなどのおとぎ話的な国は全てこのオケアノスあたりに想定された。
テテュス…オケアノスの妻。
あとキュクプロスとヘカトンケイレスたち。
ガイアとウラノスだけでも十分子だくさん!!そしてついにプロメテウスが出てきた。つまりはガイアとウラノスの孫にあたるわけですね。
この神々たちは世の森羅万象の神となっていくわけで、ある種日本の八百万の神に近いものがある。これらのタイタン一族からどんどん子供たちは展開していくわけである。その中の一人かっこいい名前をもったヘリオスを紹介しておく。
太陽神ヘリオス…ヒュペリオンの子供で「月のセレーネ」「曙のエオス」の三人兄妹の一角。結構ややこしい話の大元となる人物。ヘリオスの子供に魔女キルケがいて、オデュッセイアに登場する。またキルケの妹でヘリオスの次女パシパエはクレタ島伝説のミノタウルスの母となる存在。
今日はここまで。明日はプロメテウスの話。
おわり